2009年7月号 『プール熱・ヘルパンギーナ』
プール熱
■予防
○プールから上がったら、よく目や手を洗う。よくうがいをする。
○家では、タオル、洗面器、食器などを家族と共用しない。大人の家族も手洗いをこまめにする。
感染するのは、プールに限らない。手や指をひんぱんに石けんや流水で洗う。
○症状が消えてからも2日間は学校を休み、友達との交流もひかえましょう。
■治療
経過も短く、予後も良いので特別の治療は必要ではありません。
ただ熱が高いときは解熱剤を使います。また、のどが痛いときは鎮痛剤も併用します。
ほとんどの場合、10日前後で完治します。しかし、プール熱を引き起こすアデノウイルスは、3週間前後、体内にとどまると言われています。ですから、他の人にうつさないためにも、症状が出てから3週間程度はプールに入らないようにしましょう。
ヘルパンギーナ
■食事
食事は硬い、熱い、辛い刺激性のものは、のどの痛みを増しますので避けてください。
柔らかい、甘い、冷えたものを好みにあわせて与えてあげて下さい。
のどの水疱がひどくなると、よだれを飲みこむのさえ痛いものです。
プリン、豆腐、バナナなどが良いそうです。
■治療
経過も短く、予後も良いので特別の治療は必要ではありません。
ただ熱が高いときは解熱剤を使います。またのどが痛いときは鎮痛剤も併用します。
熱は2~3日で下がり、のどの痛みも、しだいにおさまります。
ヘルパンギーナは、高熱とのどの痛み以外は症状が軽く、あまり心配することはありません。 赤ちゃんが夜間に熱を出しても、けいれんなどの症状がなければ、翌朝、受診すれば大丈夫です。
ヘルパンギーナは、高熱とのどの痛み以外は症状が軽く、あまり心配することはありません。
赤ちゃんが夜間に熱を出しても、けいれんなどの症状がなければ、翌朝、受診すれば大丈夫です。