2014年4月号 『胃の調子が悪い方 ピロリ菌かもしれません』
こんな症状がありませんか?
胃もたれや吐き気、空腹時の痛み、食後の腹痛、食欲不振といった胃の調子悪いようでしたら、もしかしたらあなたはピロリ菌に感染しているかもしれません。
ピロリ菌とは?
どんな世代が多いのか?
生まれ年で「昭和30年以前に生まれた方」がピロリ菌に感染している方が多いのです。
というのも、上下水道が十分完備されていなかった頃に生まれ育った方で、ピロリ感染率は約80%前後と言われています。
ピロリ菌の退治方法は?
ピロリの退治方法があります。正確には「ピロリ菌の除菌療法」と言います。
ピロリ菌の除菌療法は、2種類の「抗菌薬」と「胃酸の分泌を抑える薬」合計3剤を1日2回、7日間服用する治療法です。
それでも除菌できなかった場合は、再び7日間かけて薬を飲む2回目の除菌療法を行います。
ピロリ除菌の成功率は?
ピロリを除菌すると
ピロリ菌により胃粘膜を傷つけられていたので、除菌により慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍が改善したり、胃がんのリスクが減少するとも言われています。
まとめ
もしあなたが、胃もたれや吐き気、空腹時の痛み、食後の腹痛、食欲不振といった胃の調子が悪かったら、かかりつけのお医者に相談するか、ネットで「ピロリ菌除菌 医療機関」等で検索するとピロリ菌の検査・治療のできる医療機関が確認できます。
心当たりのある方は受診の検討をしてみたらいかがでしょう?
当薬局は、「ピロリ除菌薬」の服用しやすいパッケージタイプを含め、各種取り扱っております。