2014年8月号 『急性の糖尿病に!「ペットボトル症候群」について』
急性の糖尿病に!
ペットボトル症候群の原因は
暑い季節に水分補給として、ジュース・コーヒー・スポーツドリンク等のソフトドリンクを大量に飲み続けると、それらの飲み物には大量の糖分が含まれていて、血糖値が上昇する事が原因です。
※ソフトドリンクには、どのくらいの糖分が含まれているかは「2012.07栄養かわら版」をご覧ください。
どうしてペットボトル症候群になるのか
ペットボトル症候群の症状は
おおむね、糖尿病の症状と同じで「のどが異常に渇く」「飲み物を大量に飲む」「トイレの回数が増える」「体がだるい」等の症状があり、ひどくなると「意識が混濁する」「昏睡状態に陥る」こともあると言われています。
ペットボトル症候群の予防は
ソフトドリンクを飲む回数を減らし、その合間に「水」や「お茶」を摂る、または、ソフトドリンクを飲む回数を減らし、その合間に「経口補水液」を摂る等、水分摂取は維持して、糖分摂取は控える対策をお勧めします。
まとめ
ペットボトル症候群は、10代~30代の男性に多いと言われていますが、小学生でもこの病気にかかった事もあるそうですので、ソフトドリンクが身近にある今、全世代に注意が必要な病気かもしれません。
当薬局は管理栄養士による、糖分や塩分の摂り方などの栄養相談を含め、効率的な水分補給ができる「経口補水液」も取り扱っております。
「熱中症の予防方法」や「水分補給の上手な取り方」等、ご相談だけでもお気軽にお立ち寄りください。