2012年11月号 『風邪に負けない体つくり・・・免疫力を高めよう』
2012年 11月号
風邪に負けない体つくり ・・・免疫力を高めよう

朝晩の冷え込みが段々と厳しくなってきました。寒くなるこの時期には、
風邪をひきやすくなります。風邪の原因の多くはウイルスです。
ウイルスは乾燥し免疫力の低い体に侵入しやすいのです。
今回は体の免疫力を高める栄養素をいくつかご紹介します。
★免疫力を高める栄養素とは?
ビタミンC ウイルスを撃退する力をUP!
ほうれん草、春菊、小松菜、ブロッコリー、ピーマン、
いちご、かんきつ類、柿、キウイ、さつまいも、じゃがいもなどに多く含まれます。

ビタミンA(βカロテン) 鼻やのどの粘膜を強化し、免疫力をUP!
ほうれん草、にんじん、春菊、小松菜、にら、ミズ菜、かぼちゃなどに多く含まれます。

ビタミンB群(B1,B2,B6)
体のだるさ、疲労感を回復する
ほうれん草、にんじん、春菊、小松菜、にら、ミズ菜、かぼちゃなどに多く含まれます。





栄養をしっかりとったら、あとは手洗い・うがいをしっかり行い、
風邪のウイルスをはねつけましょう!
十分な休養・睡眠をとることも大切です。
★栄養たっぷり、あったかメニューで免疫力を高めよう
小田巻蒸し(1人分286kcal)
うどん入りの茶わん蒸しです。今回は、具にアナゴ、むきエビ、シメジを使っていますが、ササミ、かまぼこ、ゆでた青菜、わかめなど、ありあわせの材料でもOKです。うどんに淡口しょうゆをまぶすと、仕上がりが水くさくなりません。

作り方
- ボウルにAの卵を溶きほぐし、だし汁、みりん、淡口醤油、塩を加えて混ぜ合わせ、ザルでこす。うどんは軽くほぐして淡口醤油をまぶしておく。
- あなごは1cm幅に切る。えびは殻をむいて背わたを取り、酒を振っておく。
- しめじは石づきを取って小房に分け、三つ葉は2cm長さに切る。器にうどん、あなご、しめじ、えびを入れ、卵液を注ぎ入れる。
- 蒸気の上がった蒸し器に入れ、ふたにふきんをはさんで弱火で15〜20分蒸す。蒸し上がったら取り出し、ゆずの皮と三つ葉を散らす。
コロコロミルクシチュー(一人分297kcal)
薄切りの牛肉と、電子レンジで柔らかくしたかぼちゃを、コロコロ丸めて煮込むシチュー。お年寄りや小さなお子さんにも食べやすく、煮込み時間も短縮。牛肉のたんぱく質や脂肪には、かぼちゃやにんじんに豊富なカロテンやビタミンCの吸収を助ける働きがあります。

作り方
- 人参はひと口大に、玉ねぎはくし形切りにする。牛肉は塩、こしょうを振って適当な大きさに切り、ひと口大に丸める。
- 鍋にサラダ油を熱し、牛肉を焼く。焼き色がついたら、玉ねぎ、人参、里芋を加えて炒め、水、砕いたコンソメを入れて煮る。
- 野菜がやわらかくなったら牛乳と白味噌を入れて煮込む。かぼちゃはひと口大に切り、ラップをかけ、電子レンジに約1分30秒かけてやわらかくし、1個ずつラップで包んで丸く形をととのえる。
- ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、アクを取る。かぼちゃを鍋に入れて塩、こしょうで味をととのえ、器に盛りつける。
免疫力を高めるレシピを更に詳しくお知りになりたい方は…
↓
http://www.ehealthyrecipe.com/recipe-webapp/egenki/