2013年3月号 『花粉症』
栄養かわら版 25年3月号
~花粉症~



花粉症はアレルギーの一種。元気なときは風邪がはやっても何でもないのに、疲れていたりすると風邪をひいてしまうように、体の抵抗力=免疫力が落ちると花粉症のきっかけになることも。まずは体をなかから整えましょう。
体の免疫力は睡眠不足やストレス、運動不足、食事の偏りなどによってガタンと落ちてしまいます。疲れたなと思ったら少し無理をしても休む、運動不足だと思ったらエレベーターを使わずに階段を上り下りする、遠回りの道で通勤するなど、少しでも運動量をあげてみてください。鼻の粘膜の血行も良くなり、鼻づまりが軽くなる効果もあります。

食事の偏りは体の免疫力を弱める原因のひとつ。特に青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)は、アレルギーによる鼻づまりをやわらげるともいわれているので、たくさん食べたいものです。

その逆に、控えたい食材もあります。花粉症は、簡単にいうと化学物質であるヒスタミンが鼻や眼を刺激して症状が出るもの。このヒスタミンを含む食材を多く摂取すると、症状が悪化しかねないと考えられています。また、アルコールは神経のまひから鼻の粘膜内をうっ血状態にし、鼻づまりを悪化させることがあります。食事にもちょっとした気くばりを。
多く取りたい栄養素と食材例
イワシ、サバ、根菜類、緑黄色野菜、ウナギ、大豆、ゴマ油



控えめにしたい食材
カツオ、マグロ、イカ、タコ、アサリ、ナス、タケノコ、ヤマイモ、ソラマメ、サトイモ、落花生、クリ、ソバ、香辛料、アルコール


アジのゴマ焼き 1人分174kcal

材料(2人分)
あじ(1切れ60g) | 2 切れ |
塩 | 0.6 g |
こしょう | 少々 |
炒りごま | 大さじ 1・2/3 |
茄子 | 60 g |
かぼちゃ | 60 g |
油 | 小さじ 1 |
レモン | 1/4 個 |

- 茄子はヘタを落として乱切りにする。かぼちゃは種を取って薄切りにし、さらに半分に切って下ゆでする。
- レモンはくし形に切る。あじは両面に軽く塩、こしょうを振ってごまをまぶす。
- フライパンにサラダ油を熱し、あじを皮目からゆっくりと焼く。途中、フライパンのあいたスペースに茄子とかぼちゃを入れて焼く。
- あじを裏返して両面とも焼き、野菜も全体に焼き色をつける。皿にあじとつけ合わせの野菜を盛り、レモンを添える。
もちっと大豆ご飯 1人分303kcal

- 大豆はサッと水で洗い、水けをきる。耐熱性のボウル(熱湯が大豆にかぶるぐらいの大きさで、約10cmの深さのあるもの)に分量の熱湯と塩を入れて混ぜ合わせ、大豆を加えて5分ほど浸しておく。
- ボウルにラップをし、電子レンジで約5分加熱し、水けをきる(加熱時間は4人分での目安)。炊飯釜に洗った米、大豆、分量の水を加えて軽く混ぜ、炊く。炊き上がったら少し蒸らして全体を混ぜ合わせ、茶碗によそう。

材料(4人分)
米 | 200g |
大豆 | 120g |
湯(熱湯) | 160ml |
塩 | 小さじ1/1・3 |
水 | 220ml |
その他、メニューを利用したレシピを知りたい方は↓
http://www.ehealthyrecipe.com/recipe-webapp/serch_top.html