2016年5月号
よく噛んで食べよう

食事をするときに気を付けていることはありますか?
今回は、「噛む」ことの大切さをご紹介します。
【どのくらい噛んでいる?】
日本咀嚼学会によると、現代人は1回の食事で平均620回噛んで食べており、これは戦前(1940年代以前)の人々と比べると約半分に減っています。また邪馬台国の卑弥呼が生きていた時代(248年頃)は、今と比べると約6倍の平均3,990回も噛んで食事をしていたそうです。
【噛むことの効果】
「噛む」ことによって、脳を刺激して発達を促したり、食べ物の消化を助けたり、肥満の予防になったりと、様々な効果をもたらします。噛むことの8つのメリットの頭文字をとった「卑弥呼の歯がいーぜ!」(ひみこのはがいーぜ)という標語があります。

【満腹感を感じるコツ】
脳は満腹だと感じるまでには、食事を始めてから20分程度かかります。よく噛むと食事にかかる時間が長くなるので、食べ過ぎを防止することができます。
◎食べるのが早い方は、20分を目安に時間をかけて食べるよう心がけましょう。
【脳の発達】
噛むことで、脳に血液がたくさんながれて脳の働きが良くなります。脳細胞が活性化されて、子どもはより賢
く、大人は脳の老化予防に繋がります。
【おすすめ食材】
歯ごたえのある食材の一例です。

野菜類 | ゴボウ、レンコン、たけのこ、しいたけ、 えのきだけ、くわい、 など |
魚介類 海藻類 | イカ、タコ、あさり、しじみ、カラ付きのえび、こんぶ |
果物 | リンゴ、パイナップル |
肉類 | 鳥のレバー |
漬物類 | たくあん、野沢菜、なすび など |
加工食品 | こんにゃく、油揚げ など |
●未精製品を主食に取入れましょう
主食は、ごはんなら玄米、パンなら全粒粉などの未精製の穀物がおすすめです。
発芽米や胚芽米、あるいは白米に玄米や雑穀を混ぜてみましょう。大麦のプチプチした感触も楽しいものです。
●おかずは、食物繊維や歯ごたえのあるもの
例えば切り干し大根・きくらげ、高野豆腐などの乾物や、根菜類、きのこ類等の食物繊維の多い食べ物、いか・たこ、こんにゃくなどの弾力性があるものを取入れると良いでしょう。
◎煮物は適度に固さを残して茹で、野菜は大きめに切ると効果的です
意識して噛んで
健康に過ごしましょう!!