2017年12月号『減塩』

減塩

皆さん食事の塩分量を気にしていますか?
食塩の目標摂取量は男性8g未満、女性は7g未満です。
実際の食塩摂取量の平均は2013年の調査で男性11.1g、女性9.4gです。
平均的摂取量の男性でも3.1g、女性が2.4g減らさなくてはいけません。

調味料(小さじ1に含まれる塩分量)

<減塩のポイント>

1.薄味に慣れる ・昆布やかつおぶしなどで、だしをとると薄味でも風味豊かにおいしく食べることができます。 

1.薄味に慣れる
・昆布やかつおぶしなどで、だしをとると薄味でも風味豊かにおいしく食べることができます。 

2.漬物・汁物の量に気をつける ・塩分の多い漬け物や汁物は、食べる回数と量を減らす。 ・麺類を食べるときは、汁は残すようにしましょう。

2.漬物・汁物の量に気をつける
・塩分の多い漬け物や汁物は、食べる回数と量を減らす。
・麺類を食べるときは、汁は残すようにしましょう。

3.「かけて食べるより」「つけて食べる」 ・しょうゆやソースなどは、かけて食べるより、つけて食べたほうが塩分の摂取量が少なくてすみます。

3.「かけて食べるより」「つけて食べる」
・しょうゆやソースなどは、かけて食べるより、つけて食べたほうが塩分の摂取量が少なくてすみます。

4.酸味・香辛料を上手に使う ・レモン、すだち、かぼすなどの柑橘類や酢などを和え物や焼き物に利用しましょう。 ・とうがらしやコショウ、カレー粉などの香辛料を上手に使って味付けに変化をつけるのも、塩分を控える工夫の1つです。

4.酸味・香辛料を上手に使う
レモン、すだち、かぼすなどの柑橘類や酢などを和え物や焼き物に利用しましょう。
とうがらしやコショウ、カレー粉などの香辛料を上手に使って味付けに変化をつけるのも、塩分を控える工夫の1つです。

5.香りを利用する ・ゆず、しそ、みょうが、ハーブなどの香りのある野菜、海苔、かつお節などを加えると、薄味のメニューに変化もつきます。 ・香ばしさもまた塩分のとりすぎを抑えてくれます。焼き物にする、炒った胡麻やくるみなどで和えるなど、調理に利用しましょう。

5.香りを利用する
ゆず、しそ、みょうが、ハーブなどの香りのある野菜、海苔かつお節などを加えると、薄味のメニューに変化もつきます。
香ばしさもまた塩分のとりすぎを抑えてくれます。焼き物にする、炒った胡麻やくるみなどで和えるなど、調理に利用しましょう。

6.油の味を利用する ・揚げ物、油炒めなど、油の味を利用して食べるのもよいでしょう。 胡麻油やオリーブオイルを、食べる前に少しかけることで風味が増し、おいしく食べられます。ただし、脂質のとりすぎにならないように、油を使ったメニューばかりにならないよう気をつけましょう。

6.油の味を利用する
・揚げ物、油炒めなど、油の味を利用して食べるのもよいでしょう。
胡麻油やオリーブオイルを、食べる前に少しかけることで風味が増し、おいしく食べられます。ただし、脂質のとりすぎにならないように、油を使ったメニューばかりにならないよう気をつけましょう。

7.練り製品・加工食品に注意 ・かまぼこ、はんぺん、薩摩揚げなど魚の練り製品や、ハムやベーコンといった肉の加工食品も塩分の多い食品です。

7.練り製品・加工食品に注意
・かまぼこ、はんぺん、薩摩揚げなど魚の練り製品や、ハムやベーコンといった肉の加工食品も塩分の多い食品です。

8.食べ過ぎに注意 ・せっかくの薄味の料理でも、たくさん食べれば塩分の量もカロリーも多くなります。食べすぎないように気をつけましょう。 ・減塩しょうゆや減塩みそも、使いすぎては意味がありません。

8.食べ過ぎに注意
・せっかくの薄味の料理でも、たくさん食べれば塩分の量もカロリーも多くなります。食べすぎないように気をつけましょう。
・減塩しょうゆや減塩みそも、使いすぎては意味がありません。

<ミルク肉じゃが>

<ミルク肉じゃが>
  1. じゃがいもは3cm角に切り、にんじんは1cm厚さの輪切りに、たまねぎはくし形に切る。肉は一口大に切っておく。グリンピースはゆでておく。
  2. フライパンにABすべてと牛肉を入れ、クッキングシートで落とし蓋をし、焦がさないようにときどき底を混ぜながら中火で約15分間煮る。
  3. じゃがいもがやわらかくなったら、落とし蓋をとり水分を飛ばす。
  4. 器に盛り、仕上げにグリンピースを飾る。

<ミルク豚汁>

<ミルク豚汁>
  1. 肉、野菜類は切っておく
  2. 茶こしにかつお節を入れ、熱湯をゆっくり注いでだし汁を作る。
  3. 鍋に1のだし汁、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもを加えて煮る。
  4. 煮立ったら豚肉を加え、蓋をして弱火で野菜がやわらかくなるまで10分ほど煮る。
  5. 2に牛乳を加え、ふつふつとしてきたら火を止め、みそを加える。
  6. 器に盛りつけ、細ねぎを散らす。

出典:「目からウロコのおいしい減塩 乳和食」小山浩子著(主婦の友社)