2018年8月号『腎臓病の方の食事ポイント』
腎臓病の方の食事ポイント
腎臓の機能を長く保つためには、食事のとり方が重要です。
たんぱく質や塩分の量に配慮する事が大切です。
●たんぱく質制限がある場合●
・決められた量を必ず守る
・良質のたんぱく質の多い食品を選ぶ(肉や魚、卵、大豆製品)
・適正量のエネルギーをとる
・たんぱく質制限が厳しい場合は、治療用特殊食品を活用する
<無理なくたんぱく質を減らす>
3食均等に減らすのが難しい場合は、朝食時にたんぱく質の多い食品を使わない事もひとつの方法です。朝食のパターンを2~3通り決めておくと良いでしょう。
→ごはんですとおかず(たんぱく質)が欲しくなるので、パン食にするとそのままで食べられるので上手く活用しましょう。
<塩分の摂り方に気を付ける>
・汁物は1日1杯までにする。
*香辛料を上手に使う*
酸味:お酢・レモン・ゆずなど
うまみ:肉や魚・きんこ・野菜を組み合わせる
香り:しそ・しょうが・ねぎ・にんにく・ハーブなど
辛み:カレー粉・唐辛子・ゆずこしょうなど
※塩分を一律にしてしまうと食事が味気なくなってしまいますので献立ごとに1つ普通の味付け、他を薄くするなどすると味にメリハリが出ます。

<カリウムをとりすぎない>
カリウムは野菜や果物、いも類、豆類、海藻類、肉や魚に多いので、たくさん摂りすぎないようにします。ゆでる、水にさらすことでもカルムを減らすことができます。

*カリウムが少なめな食品*
・キャベツ
・玉ねぎ
・にんじん
<きゅうりとわかめの酢の物>
材料
きゅうり:40g
わかめ:1g
★酢:5g
★砂糖:2g
★こいくちしょうゆ:0.5g
1きゅうりは輪切りにして30分程度水にさらす。わかめは戻して茹で、食べやすい大きさに切る。
2★を合わせ、きゅうりとわかめを加えて和える。
<じゃがいもの揚げ煮>
材料
じゃが芋:30g
揚げ油:適量
牛もも肉:20g
玉ねぎ:10g
いんげん:5g
サラダ油:2g(小さじ1/2)
★だし汁:20㏄
★濃口醬油:4g(小さじ2/3)
★みりん:2g(小さじ1/3)
★酒:2g(小さじ1/2弱)
1じゃが芋は乱切りにして茹でる。玉ねぎは薄切りにして茹でる。いんげんは茹でて、斜め切りにする。牛もも肉は細切りにする。
2じゃが芋の水気を取り、油で揚げる。
3熱した鍋にサラダ油を加え、牛もも肉と玉ねぎを炒める。牛肉の色が変わったら★を加えて煮る。 最後に揚げたじゃが芋も加え、さっと煮る。
4器に盛り、いんげんを飾る。