2018年12月号『冬に流行する感染症について~RSウイルス感染症と溶連菌感染症~』
冬に流行する感染症について~RSウイルス感染症と溶連菌感染症~
1 RSウイルス感染症
RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、RSウイルスの感染によって引き起こす病気です。生後1歳までに半数以上が、2~3歳までにほぼ全ての子どもが感染するとされています。年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返し、大人が発症する場合もあります。
【症状】一般的には鼻汁・鼻づまりなどの症状からはじまり、2~3日後には咳き込み症状が現れます。乳幼児では強い咳き込みや喘息のような喘鳴・呼吸困難、38度程度の発熱を伴うこともしばしばあり、特に生後6カ月以内の乳幼児が感染した場合、気管支炎や肺炎など重症化する確率が高くなります。例年、秋から冬にかけて増加し、冬季にピークがみられます。
【感染経路と潜伏期間】主な感染経路は、患者の咳やくしゃみなどによって感染する「飛沫感染」と、患者と接触したりウイルスのついたドアノブなどに触れて感染する「接触感染」です。手についたウイルスは約30分もの間感染する力を持っているといわれています。
感染してから発症するまでの潜伏期間は2~8日。典型的には4~6日とされます。
【治療法】RSウイルスに対するワクチンや抗ウイルス薬は現在のところありません。感染した場合は、咳などの症状に対しての対症療法が主体となります。
2 溶連菌感染症
RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、RSウイルスの感染によって引き起こす病気です。生後1歳までに半数以上が、2~3歳までにほぼ全ての子どもが感染するとされています。年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返し、大人が発症する場合もあります。
【症状】一般的には鼻汁・鼻づまりなどの症状からはじまり、2~3日後には咳き込み症状が現れます。乳幼児では強い咳き込みや喘息のような喘鳴・呼吸困難、38度程度の発熱を伴うこともしばしばあり、特に生後6カ月以内の乳幼児が感染した場合、気管支炎や肺炎など重症化する確率が高くなります。例年、秋から冬にかけて増加し、冬季にピークがみられます。
【感染経路と潜伏期間】主な感染経路は、患者の咳やくしゃみなどによって感染する「飛沫感染」と、患者と接触したりウイルスのついたドアノブなどに触れて感染する「接触感染」です。手についたウイルスは約30分もの間感染する力を持っているといわれています。
感染してから発症するまでの潜伏期間は2~8日。典型的には4~6日とされます。
【治療法】RSウイルスに対するワクチンや抗ウイルス薬は現在のところありません。感染した場合は、咳などの症状に対しての対症療法が主体となります。
《以下を参照》
https://eonet.jp/health/healthcare/health70.html
http://www.saisei.or.jp/jog4kvow4-881/?block_id=479&active_action=journal_view_main_detail&post_id=813&comment_flag=1