2021年2月号「お薬どうしにも飲み合わせはあるの?」

前回はお薬と食品の飲み合わせについて記しました。 今回はお薬同士の飲み合わせについてお伝えしたいと思います。同じ効果をもつ薬を服用 →効き目が出すぎたり 副作用が強まったりすることがあります相反する効果をもつ薬を服用 →薬の効果が低下することがありますお互いの影響で効き目が変わる薬を服用 →吸収しやすくなったり、分解されにくくなったりして作用が強くなること  吸収が悪くなったり、分解されやすくなったりして効果が現れなくなることがあります 

前回はお薬と食品の飲み合わせについて記しました。
今回はお薬同士の飲み合わせについてお伝えしたいと思います。

同じ効果をもつ薬を服用
→効き目が出すぎたり

副作用が強まったりすることがあります

相反する効果をもつ薬を服用
→薬の効果が低下することがあります

お互いの影響で効き目が変わる薬を服用
→吸収しやすくなったり、分解されにくくなったりして作用が強くなること
 吸収が悪くなったり、分解されやすくなったりして効果が現れなくなることがあります

 

たとえば、かぜ薬と解熱鎮痛薬を服用したときに、両方に『アセトアミノフェン』という成分が含まれている場合があり、アセトアミノフェンの過剰接収は重篤な肝障害を起こすことがあります。
胃酸の分泌を抑えてむかつきをなくす薬は胃内の酸性度を低め、ある種の薬は吸収されにくくなります。
これらが起こってしまう原因を探ってみると…
・医師に処方してもらったお薬と、市販のお薬やサプリメントを一緒に飲むとき
・2つの医院でそれぞれお薬が出された時  などが考えられます。

たとえば、かぜ薬と解熱鎮痛薬を服用したときに、両方に『アセトアミノフェン』という成分が含まれている場合があり、アセトアミノフェンの過剰接収は重篤な肝障害を起こすことがあります。
胃酸の分泌を抑えてむかつきをなくす薬は胃内の酸性度を低め、ある種の薬は吸収されにくくなります。

これらが起こってしまう原因を探ってみると…
・医師に処方してもらったお薬と、市販のお薬やサプリメントを一緒に飲むとき
・2つの医院でそれぞれお薬が出された時  などが考えられます。

それでは、薬の相互作用のリスクを減らすにはどうしたらよいのでしょう?
(1) いつも飲んでいる薬について知っておく
(2) 「お薬手帳」を上手に利用する

今どんなお薬を飲んでいるのかを受診時に必ず医師に伝えましょう。
飲んでいる市販薬やサプリメントなども記しておくとよいでしょう。
(3) 薬剤師に相談しましょう
かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師を決めて、すべてのお薬を一つの薬局でお買い求めいただくと、薬剤師が飲み合わせを確認したり、患者様の健康状態を把握したりして、様々な相談にお応えすることができます。(東海道薬局グループを選択していただけるとうれしいのですが・・・CMでした!)

 

それでは、薬の相互作用のリスクを減らすにはどうしたらよいのでしょう?

(1) いつも飲んでいる薬について知っておく

(2) 「お薬手帳」を上手に利用する

今どんなお薬を飲んでいるのかを受診時に必ず医師に伝えましょう。
飲んでいる市販薬やサプリメントなども記しておくとよいでしょう。

(3) 薬剤師に相談しましょう
かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師を決めて、すべてのお薬を一つの薬局でお買い求めいただくと、薬剤師が飲み合わせを確認したり、患者様の健康状態を把握したりして、様々な相談にお応えすることができます。(東海道薬局グループを選択していただけるとうれしいのですが・・・CMでした!)