副作用について
全ての薬には「主作用」と「副作用」があります。
主作用 = 病気を治したり、軽くしたりするはたらき
副作用 = 本来の目的以外の、好ましくないはたらき
残念ながら、アレルギーはいつ誰に生じるかはわかりません。
◎正しい使い方をしたのにアレルギーを起こすことがあります。
★アナフィラキシー
短時間に全身に現れる激しい急性のアレルギー
ショック状態に至り、生命を脅かす危険な状態になることがあります。
◎薬の使い方によって副作用が現れる事があります。
・飲む時間や間隔、量を間違えてしまったとき
・他の薬や食品などの飲み合わせ
★薬が効きすぎてしまったり、効き目が弱くなってしまったりすることがあります。
◎薬が目的と違う場所で効いてしまうことがあります。
薬を含め、口から食べたものは胃・十二指腸を通り、腸で体内に吸収されます。
吸収されたものは肝臓で作り替えられ(代謝)血液で全身に運ばれます。
全身を巡った血液が肝臓や腎臓を通るときに不要物は胆汁や尿として排出されます。
★胃で胃の壁を壊し、潰瘍となることがあります。
★胃や腸で他の養分を消化する力を弱めてしまうことがあります。
★全身を巡るため、効いてほしい場所と違うところで作用してしまうことがあります。
★肝臓や腎臓の負担が大きくなり、不全を起こすことがあります。